先日友達が素敵なサロンマダム系のバッグを持っていて、
これ、自分で作ったのよ
ほーーすごい!!
とても上品なそのバッグ、私が最近 新手の商法だと勝手におもっているデイプロマ系の手作り教室のものみたい。
ディプロマってウィキで調べると、英語で高等教育で授与される卒業証書のようなことをいうらしい。
でも、どうやら日本ではキラキラ女子起業のサロンで与えられる資格という意味みたいだ。もちろん、国家資格でもなんでもなく、勝手に作った資格。
キラキラ女子起業っていうのも説明しておくが、20代〜40代あたりのママさんが、アメブロやインスタなどのSNSで集客し、自宅でちょっとしたこと(例えば、手作りアクセサリーなどの手芸品、収納などの家事系コンサルなど多岐にわたる)を教えるような教室をしている女性自営業者の意味だと、私は理解している。
キラキラ女子さん仲間のカメラマンに綺麗にとってもらったSNSのプロフィール写真なんかが目印。
素敵な写真映えするおうちに住んでいて、美人、または小綺麗にされていることが多い。
そういうキラキラ系のセレブな手作り教室をするときに資格として使われるのがディプロマ。
いわゆる 資格商法の一種のような感じか?
例えば、素敵なバッグがあったとして、それを習いたいってなると作り方を先生に教えてもらって作るっていうのが一番の近道。
ただ、キラキラ女子セレブ教室では、一つだけ作りたいときでも、ディプロマ(資格)料金が含まれたコースでなければ教えてあげないっていうようなところもあるみたいだ。
習ったバッグの作り方を使って他の人に教えてもいいですよ、あるいはそれを自分で作って売ってもいいですよっていうような許可がディプロマってことらしい。
要するに一つバッグを作るだけであなたも先生っていうこと。
こういった簡単ディプロマ(資格)が手作り系でなくても女子起業の中では数多ある。
そんな簡単に先生になれるなら・・って野望系の女子がそんなディプロマを使って仕事ができないかなって食いついちゃうのがキラキラサロン起業。
もちろん、一つ作っただけでは教室なんてできないから、一つ二つ。。と作り方を教えてもらうのよね。ディプロマ胴元の思うツボ・・
冒頭の友達が習ったのはまだ良心的な教室だったようで、興味があればディプロマは別途オプションでつけてもいいよってことで、仕事にしない、販売しない自分用のものを一つだけ作るだけなら教材費と講習料のみ払えばいいってこと。
ただ、エグいなっておもったのは、ディプロマオプションをつけなければ、制作の時に使った作り方のプリントをもらえないし、製作中の写真をとったらいけないっていうこと。そして、インスタでみんなに見せびらかすときも、ここで習いましたって明記しないといけないってこと。
ここで習いましたっていうのはわかるとして、作り方のレシピを持って帰れないのね。
びっくり。
そりゃ、真似されて大儲けされたらヤダっていうことなんでしょうけれどね。
ただ、実際一回そのバッグを習ったからっていって、次から一人で作れて、教えれるものではないというのが、実際につくった友達の感想でした。
要するに、講習のお値段を高くするための一つのノウハウなんだね。
手作り系の教室だけだと、高いお値段はとれないってことで考えられたんだろう。
高価そうな布を使って、門外不出ぽいレシピでつくれば、セレブ気分が味わえるから、満足度はたかいみたいだから本人たちがよければいいんだけれどね。
もちろんデザインなどの知的所有権は尊重されるべきだとは思うけれど、オープンにすることによって拡がる人気っていう考えはないんだろうね。
なんか、世知辛い世の中になったものよね・・・・
インスタってスクエアの写真の中で繰り広げられる自己承認してもらいたい虚構の世界ってことをそろそろ認識されはじめたけれど、キラキラ女子起業ってのもそろそろ終点が見えてきてない??
興味深い記事を見つけました。なるほどやっぱりね。
キラキラ起業ってそんなに儲かってないのかもね。